ホームページが中小企業を救う?

10月30日のNHKニュースで「ホームページが中小企業を救う」といった主旨の特集が放映されていた。確かに、取材した企業は、インターネットできっかけをつかみ、展示会に出展したようだが、サイトが直接売上に寄与したわけではない。ホームページに好意的な取材は、制作会社としてはありがたいが、あまり、大きな期待を持たせるのも、成功しなかったときの反動が大きく危険である。以前、民放のドラマの中でも、家族経営の飲食店がホームページで盛り返すといったストーリーがあったが、このようなことは、インターネットの黎明期の話で、現在では、非常にまれな話である。

その理由は、インターネットの普及により、何の考慮もなくホームページを作成しても、効果がほとんどないからである。黎明期ならホームページの絶対数が少なく、何も工夫をしなくても来訪者の目にとまることもあったが、既存の良くできたページが豊富にある、現在は、何の知識もなく制作されたページが検索でヒットすることはまずない。全世界で数十億頁もある現在では、砂浜で特定の砂粒を探すようなものである。

ホームページはだれでも制作できるという認識が広まっているが、それは、技術の話である。家族のホームページをつくり、アドレスを親戚に伝え、見てもらうのと、ECサイトで会社経営をするのは全く違う話である。

ホームページをつくれば、必ず商売繁盛するというのは、いまでは間違った認識である。サイトを成功させるには、作り方、内容の充実にノウハウとたゆまぬ努力が不可欠である。これから自社でサイトを作ろうと考えた方は、十分覚悟して、取りかかって欲しい。適切に行えば、大成功するのも事実である。

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