FLASHとHTML5の主導権争いに、大きな局面がやってきた。
Adobe、モバイル端末向けFlashの開発を終了へ、HTML5に注力
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20111110/373781/
FLASHは、ホームページの商談ではよく耳にするキーワードだと思います。一方、HTMLはホームページを実際に組上げている技術で、レイアウト(組版、配置)や画像、文字(フォント)などを決めて画面を構成します。5はその第5世代といった、意味です。
もう少し、フラッシュを説明すると
- ホームページのトップ画面でよく使われている動画である。
- 商品紹介を、映像というより、キャッチフレーズやイラストを動かしてアピールする。
- プレゼンテーションを自動で行うような技術で、写真を順番に表示するスライドショーと言える物が多い。
- 制作は動画編集者からの人が多く、きちんと行うところは、コンテ、コマ割り、原画と時間や費用をかける事が多く、高めの金額設定であった。
- 後発参入組は、決まった動きのパターンでの制作を行うため、途中の作業を省き、画像交換だけで、劇的な費用の圧縮をおこなっている。
制作側でフラッシュを勧めるのは、予算が高めに設定できる側面もあるだろう。しかし、最近はHTMLに埋め込む形でスライドショーが実現できるようになり、新規参入組はFLASHに手を染めない。
開発元であるAdobe社が独占していたFLASHは、いろいろな理由があるにせよApple社に嫌われ、iPhoneでの採用がない。(フラッシュが動かせるアプリは存在する。アップル社では脆弱性を不採用の理由に挙げている。)このため、スマートフォンでのFLASHのシェアはがた落ち、ついに、Adobe社も開発を終了することになったようだ。
この話題は、マイクロソフト/アップルの代理戦争のようになり、熱烈ユーザーは、FLASHが使えないiPhoneはだめだとか、どうせなくなる技術だとかの応酬が繰り広げられていた。
ホームページ発注側としては、無意味なFLASH提案には要注意です。SEO的にも、多くのFLASHでは対応されていません。(検索エンジンでFLASH部分の情報がでるサイトは少数派です。)HTML5などでスライドショーを実現した場合は、他の部分と同じ配慮で適切に働かせることができます。
ホームページ制作見積に対して「どうしてもFLASHでないと実現できない」と制作会社から提案されたら、別のところをあたってみる良いサインかも知れません。
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