新世代検索エンジン

グーグルに対抗できる検索エンジンとして Wolfram|Alpha が話題になっている。

開発者は欧米では有名な天才、Wolfram氏である。Mathematicaという一世風靡した視覚的にデータ、数式をグラフ化するソフトの開発者といえば、想像のつく方もおられるだろう。

話題になっている理由は、検索の概念がまったく違うからである。話し言葉のような質問に回答してくれる検索エンジンなどもあったが、今までのものは、存在している結果が掲載されているホームページをみつける点で同じであった。しかし、Wolfram|Alpha はホームページに誘導するのではなく、答え自体を出してくれるのである。記事の中では、「ヨーロッパのインターネット人口」と言う回答に対して、各種の統計数値を集め、アレンジして表示している。まるで、SFにでてくるコンピュータである。人間の質問に何でも答えてくれるアレである。

学術的には、間違いなくすばらしい技術だが、筆者には2つの点が気になる

  • 結果が正しいと判断する材料がない – 権威に弱い日本人なら結果が一人歩きして思わぬ混乱を引き起こすかも知れない。使用したデータの出所や計算の根拠も示して欲しい。ただし、天才の彼のことであるから5月18日の公開日にこの懸念はあっさり払拭されるかも知れない。
  • 商業的にはうまくいかない? – ホームページに誘引しないので、商品販売や検索エンジン対策など商業的活動とはつながらない。どちらかというと新しいコンテンツという位置づけになるだろう。キーワード広告には向くかも知れない。

こちらが主流になったら、ホームページ制作は大きく方向転換が強いられるが、とにかく、1年後が楽しみである。

欄外:Wolframだって!オオカミ+羊?ただし、食べる方はlambで、こちらは星座にもでてくる雄羊。強そうな名前のダブルだ。

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