ワードが販売禁止?

マイクロソフトのワープロソフト、ワードが販売差し止めを命じられている。(ZDNet記事:マイクロソフト、「Word」販売差し止め命令の取り消しを求めて上訴

なんと、マイクロソフトがワードで使用している機能で、カナダの会社の特許を侵害している疑いが生じ、販売差し止めを求められているのである。特許はXMLという特殊な文書形態に関するもので、我々にはなじみが少ない。しかし、XMLは文書をデータとして取り扱うのに非常に便利な取り決めで、コンピュータ同士の発注や電子組版などに利用されている。身近なところでは、飛行機やホテルの予約にも利用されている。

当然、マイクロソフトは差し止め命令の取消を訴えている。ヨーロッパではブラウザのIEでも排除命令をうけ、オープンシステムのオフィスソフト、OpenOfficeに支持があつまり、分が悪い。我々のような小さな会社が知らずに特許侵害してしまうことはあっても、マイクロソフト社の様な会社が調べていなかったら、だれも特許を尊重しなくなってしまう。

以前、画像ファイルの形式GIFで、その作成に関する方式で特許権を主張した会社があらわれ、GIF画像そのものが使用できなくなるのではという騒動に発展した。結局、ライセンスを支払っている作成ソフトで処理されたGIF画像は問題無いことになったが、心配した企業のなかには、ホームページでのGIF画像を使用しない所まであった。

アメリカの特許は最初に考えついた時が問題になり、論争の種になるが、基本的には著作権などとおなじで、作者の権利を守るものだ。記事のコピーや画像の無断使用なども同類である。ホームページの制作でも十分な注意が必要だ。

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