グローバルサービスのローカライズ

IT Media ニュースに”トラブル相次いだGoogleのサービス 「必要な人」「いらない人」の二極化へ? ”と言う記事がでていた。Googleマップのプライバシーに関する問題である。ストリートビューやマイマップでプライバシーが侵害されているとし、日本に合わせた運用が必要ではないかと言う意見も掲載されている。

しかし、そこがそもそも「井の中の蛙」ではないだろうか。明治に鎖国を辞めた時点で、地球全体の動きから離れ、日本だけ孤立していることはできなくなっている。温暖化の問題にしても、しかりである。自国だけうまくやっていればよい時代は終わっている。文明開化は、闇雲に自国の文化、技術を卑下してしまい、逆の意味で行き過ぎているが、自国が標準と考えるまえに、どうして他国と違うのか、本当に違うことが必要なことなのか、考えることが必要だ。

1980年代、NECは、9801という日本独自のパソコンを出して日本市場を席巻していた。しかし、現在のPCとなるDOS互換機に徐々に切り替えていった。NECが自社の利益だけを優先していれば、世界中で日本だけが、パソコンが高価で普及していない国となった可能性がある。しかし、同社はWindows OSの日本語化などに多額に投資をおこない、今では、中国で作られた安いPCでも日本で使えるようになった。

日本語を標準のPCで扱うことができるようになったことが、全世界でどの言語でもPCが使えるようになった発端を作ったと言える。もちろん、このことで、NECのシェアは落ちてしまったが、社会的貢献度は非常に大きいと思う。

世界ばかり見る必要はないという意見もあるが、見ないでやり過ごすことはできない。隔絶された田舎に逃げ込むしかない。しかし、それでも、気候変動や自然破壊がやってくる違いない。取り入れるべきことは取り入れ、独自の文化は、大切にする、広い視野が必要である。

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