スケアウェア

最近、隆盛のネット広告にもマルウェアとよばれる悪意のあるソフトウェアが埋め込まれてそしまった。CNETの記事によるとあの有名新聞社、The New York Times のウェブサイトで起きたというのである。(CNET記事:ウェブ広告を利用したマルウェア感染の新手口–The New York Timesも被害に)

同社のサイトにアクセスすると、スケアウェアとよばれるソフトウェアによって、偽セキュリティ警告が表示され、不要な料金を詐取しようとしたのである。「スケア」とは驚かせるという意味の英語である。

このソフトは、なんと同社の広告配信システムを使って、サイトに埋め込まれてしまった。ウェブ広告は、広告主の作成した広告文や画像をホームページに表示させるものだが、最近では、動画など複雑なプログラムを組み込める可能性のあるものも増えてきている。文字広告なら使用されるのが文字に限定されるので、かなり厳しチェックが行えるが、画像や動画の中にプログラムを組み込まれると広告配信側もチェックが難しくなる。

とはいえ、ユーザーが安心してクリックしたり、広告をみられなくなれば、せっかく広まったウェブ広告も下火になってしまう。

いま、求められるのは次のような対応だ。

  • 広告配信会社は広告のセキュリティチェックを強化する
  • ウェブサイト主催者は信頼のおける広告配信会社だけを使用する
  • セキュリティソフト会社は危険なウェブ広告の検出ができるようにする
  • ユーザーは十分な対策がとられるまではスケアウェアなどに十分注意する

もし、貴社サイトがマルウェアの片棒を担げば、サイトや会社の信用はがた落ちである。ウェブ広告の利用には十分注意を払いたい。

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