新たな手口

今日届いた迷惑メールには、驚いた。文面は

〇〇です。メール届いていますか。

である。もちろん、〇〇さんに心当たりはない。〇〇には鈴木や佐藤などありふれた姓が入ると考えてください。

普通なら、あるいは、儒教的に正しいのは「申し訳ない。存じ上げないが、何方でしょう?」などと返信することでしょう。しかし、現代の正しい処理は、迷惑メールとして登録することです。このメールについて言えば、配信ドメインはアダルトビデオ関連とわかるような命名で、少しの良心を感じさせる。ドメイン名で気づいた人は、おとがめ無しということだろうか。

このメールにいかなる返信しても、不正請求のメールが届くことだろう。相手は、ほぼ、当てずっぽうで、(実際には、メールアドレスをホームページなどから、コンピュータを使って、自動的に、大量に取り出し)メールを送信している。返信すると、それは、”実際に相手に届いた、今使われているメールアドレス”と、お墨付きを与える事になる。

迷惑メールは、既に、インターネットのサービス会社やグーグルが、いろいろな対策を行っている。文面やタイトル、送信元を、これまた、過去に、登録されている迷惑メールのパターンとコンピュータが自動照合して、仕分け判定を行っている。さらに、パソコンのメールソフトでも仕分けが行われるので、実際の人の目に迷惑メールが触れる事は、少なくなってきている。この網の目をくぐり抜けてきたのが、今回のメールである。送信者にしてみれば、返信がもらえれば、快挙だろう。

メールの送信は葉書や封書に比べれば、非常に安価である。1ヶ月に200万通送信しても、月数百円の運営費で、済む。2件、つまり、100万分の1でも、仕事として成り立ってしまう。

子供の頃は、知らない人にあっても、挨拶だけはするようにといわれた。挨拶することが、不審者を遠ざけると、警察の防犯セミナーでも聞いたが、ネットの世界では、そうはいかないようだ。年配の方は、理解しにくいと思うが、あらぬトラブルを避ける為に、必要と割り切ってほしい。

Facebookは、このような事を避けられる、一つの方法かもしれない。まあ、詐欺師は、もう、偽名で登録しているだろうけど、実名やプロフィールがあるので、知っている人かどうか確認できる。

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