ISDN今昔物語

いまや電話工事でもない限り、耳にしなくなった単語である。弊社も10年前、もっとも経済的なインターネット回線として採用した。回線速度は今風に言えばなんと0.064メガである。それでも、普通の電話回線を利用するモデムよりは速く常時接続も可能であった。

その後、CATV、ADSLを利用して、既に、インターネット回線としての役目は終わり、電話としてしか使用していない。しかし、IP電話も始まり、電話としてもあやうい。この回線に対応しているのがグレーの公衆電話で、10年前にはPCをこの電話につないで、メールを取り込んでいた。

先日、10年間電源入れ放しのISDN用TAが壊れた。(暑さに落雷?)そろそろ壊れても当然であるが、全く電話が使えないのは致命的である。幸い、携帯へ転送を行っていたので、TA交換まで実質の不便はなかったが、社会インフラとして広めたNTTはこの役目の終わったシステムをメンテナンスし続けているのかと思うとぞっとする。

すでに姿を消したポケベルは、利用者が減り、メールが代替となり、うまく幕引きできたと思うが、企業等での採用も多いISDNはそうはいかないだろう。当時は、まさか10年ぐらいで1つの技術がなくなるとは考えられなかったが、採用する技術は見極めが必要である。

10年後にはホームページはなくなっていたりして…..

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