CDN vs. BitTorrent

ホームページの内容も動画が多くなってきた。これは、インターネットの黎明期には考えられないほどの大容量で通信ができるようになったからである。しかし、通信といっても、テレビの様に限られたチャンネル数のデータを一方的に電波で送るのと違い、要求があったデータを回線を通じて送るインターネットはやっかいである。

まず、回線は水道管の様に太さによって流せる情報の量が決まっている。文字中心のホームページから、画像を観るというのは、炊事にしか使わなかった水道で水車を廻すようなものである。見る側がモデムからADSLや光ファイバーに変えた様に、送る側も設備を大きくしなければならない。しかし、ほとんどの場合は水道なみで、動画配信中だけ大きなダムが必要では、大企業といえども、二の足を踏む。そこで、登場したのが、CDN(コンテンツデリバリネットワーク)を提供する企業である。各社が膨大な設備投資を個別に行う代わりに、この企業の設備を借りて、動画などを配信する。

動画ではないが、大きなファイル(数百メガバイト、CD1〜数枚分)の配信には、BitTorrent というソフトが活躍している。Linux OSのダウンロードのために開発されたこのソフトは、空いているパソコンの力を借りて配信を行うため、設備投資がいらない。

動画配信が大企業のものだけとならないためには、BitTorrentの動画版が必要になるのであろう。

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