グーグルの次の目標は百科事典?

グーグルの百科事典的コンテンツに関する記事を2つ

考えてみれば、文字(テキスト)情報のコンテンツで、最も役に立つものは、百科事典である。検索エンジンとしてはここをねらうのは当然である。余り知られていないが、グーグルはいままでに刊行された図書全てをデジタル化して検索できるプロジェクトも進めている。今までの世の中に存在した情報を全て押さえる勢いである。

ネットでの調べ事はますます、便利になる。ただし、ここで怖いのは使う側が、掲載情報を丸呑みにしてしまうことである。グーグルはインターネットの百科事典Wikipediaの弱点として、情報の信憑性の担保をあげている。Knolでは専門家に監修させているという。民主主義の国では誹謗中傷でない限り好きなことを書けるし、独裁国家では独裁者が好きなことを出版できる。どちらにしても、しっかりと、情報の正しさを判断しなければいけない。今や産地偽装から論文捏造まで花盛りである。自社サイトの掲載情報には十分注意が必要である。

ネット著作物の二次利用

政府は著作物の二次利用阻害の原因を著作権法改正で行うこととなった。

驚くべきことに、日本の著作権法では、検索エンジンがホームページを保存(キャッシュ)することも違法になる。しかし、該当サーバーが海外にあると、法律の適用外になるなど、ビジネスには面倒なだけとなっている。

今回の改正で公正利用、フェアユース制度が導入される。しかし、一歩定義を間違えると、いまより厄介な法律になりかねない。例えば、いろいろな比較サイトがあるが、そもそも、それらのもとデータをそのまま掲載することが著作権法違反にならないのだろうか。企業のサイトでは、取扱商品の写真を掲載することも多いが、厳密には、製造メーカーのカタログ写真を無断では掲載できない。また、ネットで人気となったキャラクターなどが一人歩きして、元の著作権者の権利が主張できなくなる社会現象もある。

バランスのとれた、法律改正を望むばかりである。これを機会に、ホームページ作成者、主催者には、あらためて自サイトの適切な著作権法の運用を確認してほしい。

NHKは見られていない

ホスティングサービスのEストアーの調査によると、グーグルな人はNHK、ヤフーな人は民放が好きだそうだ。事実そのものを加工せず情報として出すところが、NHKとグーグルでは似ているのであろう。世界的にはグーグルが支持されているので、NHKの今の路線は間違いでもないだろう。

ところが、そのNHKが若者層をターゲットして戦略を展開している。一番受信料を払っていないとおもわれる、一番見ていない、余り規模の大きくない層に注力するというのは、どうだろう。

テレビに傾注している団塊の世代向けにもっと番組編成すべきなのではないだろうか?市場原理にしばられる都会の若者向けの番組は民放に任せ、どこからも独立性をたもった番組をやるべきだと思う。それがNHKの公共放送という役割ではないだろうか。

自社のサイトも良く役割を考えて内容の拡充を考えなければならない。