ヨーロッパではIEなし

マイクロソフトの新規OS、Windows7には、マイクロソフトのインターネットブラウザ、IEは、搭載されないことになった。(関連記事:EU、欧州版「Windows 7」からIEを削除する措置に賛否の混じった評価マイクロソフト、欧州ではIE8非搭載で「Windows 7」を提供

会社などだけで、PCを使っている場合、ブラウザの選択肢がなかったり、そもそも、他にもインターネット閲覧ソフトがあることを知らない方も多いであろう。マイクロソフトのIE、インターンネットエクスプローラも最初は存在せず、Netscapeと呼ばれるものが主流であった。その後、OS、Windowsとの抱き合わせにより(マイクロソフトは、否定していたが)劇的に、シェアを伸ばした。しかし、そのIEも現在では、FireFoxやグーグルのchromeといった、ブラウザに押され気味である。

特にヨーロッパでは、マイクロソフトの市場支配に敏感で、オフィスソフトもオープンソースのOpenOfficeを使用しているユーザーが多い。また、「IEはWindowsから切り離せない」と主張したマイクロソフトはEUで裁判に負け、多額の賠償金を払っている。ユーザーが選択できないようにしたのは、独占禁止法に違反するというわけである。今回は、マイクロソフトがこの轍を踏まないようにする措置である。

制作側としては、1種類のブラウザはありがたい。チェックが1回で済むからである。しかし、元をただせば、標準の規格を無視して(あるいは、他のブラウザへの乗換を阻止するために意図的に)機能を拡張したマイクロソフトに混乱の原因が有ったとも言える。

やはり、ブラウザの開発競争では、同じ表示規格で、表示速度やセキュリティ面、使いやすさで、競ってもらいたいというのが、制作側の要望である。

RIA, Rich Internet Applications

リッチインターネットアプリケーションは、フラッシュやAjaxなどを用いて、動きのある、表現力豊かな操作性をホームページに搭載したものだ。通常、ホームページはHTMLと呼ばれる規格によって、色や文字の種類、大きさ、配置が決められている。そのままでは、ページ切換程度しか変化がつけれれないので、プログラムであるAjaxやFlashを組み合わせている。そのHTMLの最新の規格では、もっと、動きのあるものになるようだ。(CNET記事:OperaのCEO:「HTML 5でFlashは不要になりつつある」

さて、ホームページはもっと、にぎやかなものになっていくのだろうか?

“RIA, Rich Internet Applications” の続きを読む

検索時の行動を味方に付ける

最初の検索で探しているものが見つからない場合、みなさんならどうしますか?

CNET Japanにこんな記事が出ていました。(CNET記事:「検索ストレス」どのくらい感じてる?

予想通り、キーワードを変えるか、追加する人が多いようです。また、違う検索エンジンをつかったり、件数を多く見る人は少数派のようです。

ここでホームページ制作で重要な指針が出てきます。

  • いろいろな違う表現のキーワードを使うより、一つに決めた方が見てもらえる可能性が高い。順位が低くても掲載されているより、掲載数が少なくても上位にある方が見てもらえるからです。まして、サイト内で用語の用法が一定していないのは読みづらくなります。
  • 汎用のキーワード(例えば、「旅行」など掲載数の非常に多いキーワード、ビッグワード)で上位をならわなくても、自サイトの特徴をていねいに、説明することで、ユーザーは追加のキーワードで探してくれる。(例えば、宿泊施設の例なら、所在地や名物、名所、レジャーなどの情報を追加することでユーザーは探し出してくれる。)

貴社のサイトはいかがですか?SEOのテクニックを追いすぎていませんか?最大の武器はコンテンツの拡充です。少しずつでも、内容を追加していく方が、ページをいじり廻すより得策です。

掲載するものが無いと思われている方は是非ご連絡下さい。アドバイスいたします。

検索エンジンに掲載されないHTML

検索エンジンに登録申請を出してもうまく掲載されない場合、ホームページ記述言語HTMLの文法間違いが考えられます。

登録申請を出しても、新設したサイトでは、通常、掲載まで1ヶ月近くかかります。しかし、それをすぎても、掲載されない場合、何らかの不具合が考えられます。その一つに、HTMLの間違いがあります。

HTMLというのは、ホームページの見え方、文字の大きさやリンク、段組などを指定するもので、通常、見かけることはありません。ブラウザの”ソースの表示”と言う機能で見ることができます。プロでもHTMLを理解できない人もいますので、自分自身でホームページを作成するのに、HTMLを直接記述していない限り、理解していなくても何の問題もありません。しかし、HTMLの間違いがあると、検索エンジンの解析がうまく行えず、掲載が遅れたり、不適切なサイトと判断されることがあります。検索エンジンは掲載遅延の理由を説明してくれませんので、原因となりうるものは、少しでも排除しておくべきでしょう。

では、正しいHTMLかチェックするにはどうすればよいのでしょう? “検索エンジンに掲載されないHTML” の続きを読む

ドメイン名の決め方

自社名をドメインにするのが当たり前と考えておられる方が多いと思うが、いくつものサイト制作の経験から成功例、失敗例で改めて考えてみた。

  • 社名に固執=失敗:直接的には、固執したことが失敗ではなく、そのドメインの調査が不十分であったことが原因である。以前にそのドメインを使用していたサイトがあり、新しいサイトと異質のため、新しいコンテンツで検索結果が更新されるまで時間がかかったり、管理者不在の古いホームページからの意図していないキーワードリンクを削除できないなど、SEOにマイナスの要因をおおく抱えて、スタートしなければならない。
  • 商品名を付加=成功:URL中の英文の文字は多少効果があるといわれている。社名だけのドメインは、既に、使用されていたため、主力商品名の一般名詞を英単語で付加した。URLを記載してもらえば、自動的にキーワードがついてくる効果がある。

もっと過激な方法は、良いドメインを見つけてから、社名を決めるというものである。しかし、これには、少しリスクがある。CO.JPドメインでは、会社の登記が必要になるので、登記完了前に、別の会社が取得ということもあり得る。

このリスクを低減するには、商品名の付加などで、他社が使用しないようなドメインを選ぶべきである。また、CO.JPドメインにこだわらず、.COMを選択する事も見当すべきである。

既に取得されてしまったドメインも買い取ることができるが、どのような素性であったか、十分な調査が必要である。ハイフンの付加や、商品名の付加でドメイン名はいくらでも考えられる。既にあったドメインより、真新しいドメインを取得した方が検索エンジン対策としても有利である。

最後に日本語ドメインについて。当初は鳴り物入りであったが、現在、良く普及しているとは言い難い。たとえば、価格比較サイトのkakaku.comや、ドメイン名取得のonamae.comなど、ローマ字表記がほとんどである。特にグーグルでは日本語ドメインで上位にあるサイトを見かけないので、英文(ローマ字)で十分と思われる。誰もが名前を知る大企業である場合など、費用対効果を良く考えた検討が必要である。

携帯サイトの未来

前回の温故知新ではないが、また少し古い記事を紹介する。「携帯サイトの利用実態調査、PCサイトの延長では効果薄く」(日経,IT Plus, 2008年9月1日)

この記事を読むと、うすうす気づいている方も多いと思うが、携帯サイトが効果があるというのは、制作会社のバブル演出だと確信がもてる。データ容量が非常に少なく、機能も少ない携帯用のサイトの制作費がPC用のサイト並みというのも納得がいかない。若年層の一般消費者向けのサイトで無料コンテンツやクーポンを提供してアクセス数を稼ぎ、広告費で費用をまかなうというのがサイトの運営方針になるだろう。顧客層が違う場合は、これから、焦って参入する必要もないだろう。

40代以上になると利用者が急激に少なくなるのは、やはり、

  • 見難さ
  • 操作の煩雑さ
  • 情報の少なさ

によるところが大きいだろう。Eee PCなど携帯モバイルPCやiPhoneなどのPCサイトの表示できる機器が増えれば、携帯専用サイトは表舞台から消えていくのではないだろうか。

 

 

サイト作成心得 – 温故知新 –

数年前にサイト作成のお手伝いをしたお客様と面談した。

なかなか、組織内でインターネットの集客を理解してくれないと言うのである。そこで、啓蒙の為の情報を提供することになり、何年も前の資料を掘り起こしてビックリした。2003年のjapan.internet.comの記事「消費者はインターネットでどうやって商品を買うのか?」は、いまだに、参考になることである。また、インターネットの仕組み自体が、それに携わっている人のなかでも広まっていないのにも驚いた。

以下は、その顛末である。 “サイト作成心得 – 温故知新 –” の続きを読む

IE8正式版提供開始

マイクロソフト社は同社の次期インターネット閲覧ソフト、「Internet Explorer(IE) 8」を米国時間3月19日に正式版の提供開始した。(記事:マイクロソフト、「Internet Explorer 8」正式版をリリース

IE7の強制アップデートにもかかわらず、まだまだ、IE6を使用しているユーザーは多い。いまだに、新しいPCを以前のOS、WindowsXPで購入するユーザーが多いことも、起因しているだろう。IE7や新しいOfficeシリーズのユーザーインターフェイス(メニューや画面表示)は現在のOS、Vistaに合わせたものだが、いやがるユーザーが多い。ユーザーのほとんどが仕事で使用している事を考えれば、作業能率に大きく関わるメニューの変更は問題である。すくなくとも、以前のメニューが使えるオプションを残すべきだった。

IE8は次期OS、Windows7に合わせたと、考えられるが、IE7もVistaと共に普及が遅れ、FireFoxやSafari、Chromeといった他の選択肢が増える中、制作側としては、作業がふえるだけともいえる。IEの相対的シェアの下落は、いままで、IEだけとしていた顧客も対象ブラウザを広げる選択肢を採る可能性も高くなった。

表示面(スタイルシート)では、他社と共通化を一層進め、標準化に近づけて欲しい。競争は、描画、セキュリティや使いやすさなど別の部分で、行ってもらいたい。

検索エンジン対策はいつおこなう?

答えは、最初 です。

数百ページにもなってしまったホームページに、対策を施すのは容易ではありません。と言うのも、検索エンジンの順位を決めるのは、こちら側だけの要因では、ないからです。当然、検索エンジンのデータベースに登録された、既存データが問題になります。一度、登録されたデータはなかなか消えません。それは、そのページをリンクしているページの存在があるからです。さららに、そのページをリンクしているページと連鎖が続いています。削除リクエストという方法もありますが、弊社が経験した例では、6ヶ月以上も検索エンジンからデータが消えませんでした。

コンテンツ自体は生かせますので、この際、ページ同士のつながりも見直して、再構築されることをお勧めします。シンプルな構造は検索エンジンの解析も素直に通り、より良い結果とつながります。

キーワードの選び方

サイトの企画時点では、キーワードとして、自社ブランド名をあげる方が多い。確かに、間違いではないが、ルイビトンやレクサスなど世界的ブランドはともかく、これから、市場に出ようとする場合、ネットで知名度を上げようとする場合、自社ブランド名や製品名は適切でない。

理由は簡単、そのキーワードで検索される可能性がないからである。インターネットの黎明期には、知っているサイトからリンクをたどって、別のサイトを尋ねることがあったが、現在では、ある目的をもって、キーワードを使い、検索をおこない、サイトを訪問するのが、ほとんどである。使われるキーワードがページ内で使用されていなければ、来訪者が来る可能性は実質ゼロである。

では、どうするか?

“キーワードの選び方” の続きを読む