ドメインを取得して開設するホームページは、インターネット回線(プロバイダ)契約とは別です。
ホームページをサーバーを変えたいが、インターネット回線やメールアドレスが変わるので、困ると思っていたら、ご安心下さい。
ホームページに関する契約をまとめると
- ドメイン管理
EXAMPLE.co.jpとか[貴社名].comといったインターネットの中で貴社だけが使える名前を確保します。電話ならさしずめ、電話番号にあたります。
- ホスティング
実際にホームページのデータが保存される場所です。常にインターネット回線に接続され、先ほどのドメイン名で世界中からアクセスされるサーバー(コンピュータの一種)です。通常、メールも同じサーバーで処理されます。また、サーバーに接続されるインターネット回線はホスティングを提供する会社が用意してくれます。電話なら電話機と電話回線となります。
では、オフィスのADSL回線やプロバイダ契約とはなんでしょう?
これは、オフィスのパソコンで、他社や自社のホームページをみたり、メールを取り込んだりする為のものです。ホスティングしたサーバーでキーボードをたたいて、メールを見たりすることは、実際は可能ですが、サーバーは、オフィスとは別の所にあり、メールを見るのにいちいちサーバーまで行っていては、不便です。
そこで、インターネット回線を通して、メールを確認したり、ホームページを見たりするわけです。
従って、オフィスを移転して、プロバイダが変わっても、ホームページは別の場所で、今までと変わりなく稼働しています。
※インターネット黎明期にはプロバイダー契約とホームページが一緒になっているものもありました。また、個人でプロバイダ契約すると、今でも、ホームページの場所を貸し出してくれるサービスもあります。